先週からなんとなく疲れが取れずにここ数日はずっと目がしぱしぱ…。
やっとの休み、どうしようか悩んでいた。麺を食うべきか、疲労と胃腸の調子からして休むべきか…。
だが、前日大学時代の友人達にあったときに聞いた懐かしい名前。
学生時代たまに出前を取っていた油そば。それが珍々亭。
なんだかひさびさに食いたいなぁ。油そばって油っていうほど油じゃないし、いっか?
みたいな感じで短いスパンで再びの武蔵境。
今日は暑い。猛暑だ。でも雨よりかはずっといい。
昨夜はしっかり睡眠をとり、のんびり起きだしてのんびり出発。
武蔵境には13時半くらいの到着。
ここから結構歩く。北口を出て小金井方面にまっすぐ。
ロイホの下を通りほぼ住宅街のような場所を歩く。
しばらく歩いて、西部図書館の交差点を右。そこに店はある。
いかにも地域密着型の食堂と言った感じだ。
すでに汗だく。この辺もちょっと変わったなぁ。来る途中にセブンが二軒もあったし。
丘ごはんで有名な中央食堂がなくなってしまったのが非常に悲しいが。
と、店に入る。
すると14時近いのに店は8割埋まってる!すげえなぁ。リーマンからカップル、家族連れまで!
なんとかカウンターの空きに着席。
店員が意外に多い。おじさんおばさん、おばあさん、お姉さん?
おばあさんが注文を聞きにきたので、油そばの並600円とネギ盛り100円味付けゆで卵100円を頼む。
事前に調べていたら、なると盛りなるものも気になっていたが、まあいいやと頼まず。
後からも次々客がやってくる。待ちが出始めた。やるなぁ。でもこの辺にこういう店はここしかないだろうしなぁ。
それに何よりもこの珍々亭が油そばの元祖と言われている。
東京に出てきてすぐにこの店の味を知ってしまった俺。
その後、どこの油そばを見て珍しくもないし驚きもしなかった。
ブログを始めてからもいくつか油そばを食べたけど、いつも普通…って感じていたのはきっとそのせいだ。
珍々亭のカップ麺が売ってるのを見つけたというのも、ここに来ようと思った要因の一つ。
それにしても、こういう庶民的な雰囲気の店っていいなぁ。こういう定食屋とかあったら通うよマジで。
と、5〜6分で着麺!忙しいせいか奥にいた厨房のおじいさんが直接提供に!
うんうん、これこれ!この香り、この色…。
ネギもいっぱいだぁ!
早速カウンターにある酢とラー油を投入。油そばは酢をたくさん入れても全然大丈夫。
酢を気持ち多め、ラー油を軽く入れる。
そしてぐっちゃぐっちゃと混ぜ合わす!たれも結構いっぱい入ってる!
混ぜると麺から湯気が立ち上る!ぬおおお!食欲増進でござる!
混ぜ混ぜ完了!こんな感じになる!
この照り!いいね!頂きます!
うん、これだよねー。なんか他の油そばとは違うんだよね。
色からして濃そうな感じするけどそうでもないんだよ。
タレの味に酢の味がほのかに混じっていい感じ。ラー油の存在感はあまりない。
油そばだというのにこのまろやかさとさわやかさ。この麺の感じ。
いいですね、まさに元祖って感じ。余計なものがないというか。シンプルイズベスト!
具にはメンマらしいメンマ、なると、そして追加したネギ。
ネギはいっぱいのほうが美味いよね!
ハフハフズルズルと行きます。
1枚だけのチャーシューを行ってみる。箸でつかんだ感じは固めだが簡単にかみ切れる。
肉感を残しつつ噛めばいい感じに脂が出てくる。ラーメン屋っぽいチャーシューだね!
味玉。これはつかむと非常に柔らかい!注意だ!
警戒しつつ丼の近くでかみ切る。予想通り黄身が飛び出す。ほぼ液状だ。
白身も一部固まり切っていないくらいなのに、白身には割とはっきり塩味がついている。
これは意外だね。ゆで卵っていうくらいなのにそこまで茹でてないっていう(笑)
その間にも客は次々やってくる。50円のスープを頼んでる人結構多いな。
あとチャーハンも美味そう!
ご飯なくなりました!チャーシュー終わり!味玉終わり!なんて声が聞こえてくる。
ズルリズルリ。麺の量は並でも十分ある。今の俺にはちょうどいい。
と、一心不乱に完食。うん、美味かった。
人によってはやや味が薄く感じあるかもしれないが、タレ多めというのもできるそうだ。
途中で酢やラー油、胡椒を足してもよかったかなと思うが、そんな間もないほど夢中で食べてしまった。
相変わらず客は着続ける。14時なのに??
というわけで早めにお会計。占めて800円でございます。ごちそうさま!
で、外に出ると…なんと、6~7人の行列ができておる!
マンションやアパートばかりの住宅街の中に行列。むむむ、珍々亭はまだまだこれからもやっていくな…。
そとは相変わらず暑い。でもなんだかとてもさわやかな気分だ。
もう歳か、腹八分目がちょうどいい。体は大事にしないとね。
そしていつものように黒烏龍茶を飲みつつ帰路に就く。
油そばと牛丼は、食べたあとすぐにタバコが吸いたくなる。なぜだろう。
青春時代の感傷に浸るような浸らないような、久しぶりでもないような気持ちで来た道を帰るのであった。
2013年08月07日
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