一昨日、戯れにプチ断食なるものをちょっとやってみた。
そこまできつくもなく、なんとなく体がすっきりしたようなしないような…?
というわけで昨日は普通に食事を摂る。ドカ食いはしないようにしたが。
にも関わらず…夜になっても腹が…メシを寄越せコールが、鳴りやまないっ!
だが深夜に食うわけにもいかないので、明日になったら望み通りにしてやろう、そう考えて眠りに就いた。
そういうわけで、今日は1年ちょっと振りのらーめん辰屋。
家からも近くなったしね。量は申し分ないはずだ、と家を出発。
昨日はあまりよく眠れなかったが、さほど眠くもない。
14時少し前に出て、14時半前には到着。
相変わらずの見た目だ。口コミがなかったらまず行かないであろう外観。
店の前にはオフロード系のバイクが停まってる。前も停まってた気がする。
店主、バイク乗るのか?まあそれはいいとして。
店に入ると、こんな時間でも8割埋まっている。空いてる席に着席。
すると店主が「決まったら教えてね」と声をかけてくる。
辰醤油らーめん(700円)をお願いする。ここは食券ではありません。
するとすぐに先客の大部分が帰り、がらんとした感じに。
それでもチラホラと客はやってくる。みんな地元民かな。
大体の人が辰醤油らーめんか、またはその小を頼む。あとはたまに辰つけ麺かな。
普通の醤油らーめん頼んでる人みたことない。
小柄で細く、白髪交じりで目がギョロっとしている店主は相変わらず。
この人がオフ車に乗るのか?店主のバイクじゃないのかなぁ、なんてことを考えつつぼんやり待つ。
10分弱くらいで、ニンニク入れる?の声もなく普通に着麺!!
ちなみにここはコールをしても意味ないという噂。とにかくこれだ!
うん、デフォルトでも野菜は十分の盛りです!かつおぶし、踊ってます。
さて、野菜からいただきますか。カウンターの一段高いとこにある唐辛子をかけます。
そこにスープをなんとかレンゲですくい、野菜にかけます。
スープは表面に透明な油膜がある、醤油スープ。背油は浮いていません。
かつおぶしを交えてもやしとキャベツ。キャベツ結構多いです。
うん、ヤサイ!まじりっけなしだ!黙々とヤサイと語り合う。
かつおぶしの風味がいいアクセントになってくれてますね。唐辛子も割とピリっときます。
実はニンニクの下に刻み玉ねぎもありました。ニンニクも生の刻みです。
なかなか減らないヤサイにちょっと先行きが不安になったが、いけるはずと気を引き締めて食べ続ける。
うん、行けた。俺はまだまだいける!行けるハズだ!
で、麺の皆様のご登場です。
なかなかの量、太さ。これは、行けるのか?
とにかく一すすり。うん、モチモチ系だ!
本家二郎に結構近いかな。スープの味も、あの慣れ親しんだ醤油の味。
表面に油膜ができるくらいの油も、あまり気にならない。
たまにニンニクの味がして、いい感じ。これですよね。
麺はやや柔らかめかな?しかし太いのでなかなかの存在感です。
半味玉を行ってみる。これはまあ普通だけど、黄身のしっとり感なかなかいいね。
豚は小ぶりなものが二つ。前回はパサ系だった気がするけど、今日はとても柔らかい。
まさに豚!という感じ。脂身多めです。これもなかなか。
おかずをやっつけたらあとは麺のみ!
一心不乱に麺をすすります。麺、これが麺!スープの醤油味!醤油なんです!
記憶が飛ぶくらいに集中して食べ続け、完食。
おお、行けた。まだ少し余裕もある。俺はまだまだ腐っちゃいなかった!
ああ、久々に二郎系を食べた気がする。そうでもないか?でも満足!
二郎が好きな人でも十分満足できる、かな?
でも人によってはもっとアブラとかカラメとか欲しい感じかも?
でも決して薄い感じではないです。何よりあの野菜の盛りがいいですね。麺も結構多いし。
そして醤油と、化調(多分入ってると思う。入ってなかったらごめんなさい)の味。満足です。
丼を上げ、代金をちょうどで払って店を出ます。
店主、お釣りも平気で濡れ手で渡してきます。俺はぴったり払ったけどね。
店内もお世辞にも綺麗とは言えない感じだし、そういうの気になる人は行かないほうがいいかも。
まあでも、二郎系が好きな人はそんな細かいことは気にしないよね、きっと。
帰るとき店主は「忘れ物気を付けてね」などとと声をかけてくれます。
前回もそうだったな。パっと見、目がギョロっとして怖い感じがしないでもないけど、そんなことはないです。
程よい満腹感で気持ちよく店を出る。
う、寒い…また週末は雪が降るとかなんとか…別にいいけど、若干面倒くさいよね。
すぐさま黒烏龍茶を飲みつつ歩き出す。さてどうするか。
この辺は一服できる場所もなさそうだな。また三茶まで歩くか?
まあいいや、とのんびりトボトボと歩いて行く。
薄曇りの空と冷たい空気。いかにも冬の日の午後という感じであった。