2014年09月30日

六本木 麺匠 竹虎

今日で9月も終わり。
そして普通の時間帯に働けるのも今週まで。来週からは…変な時間に働くことになる。
だがしかし、変な時間になったらなったでラーメンは食いに行きやすかったりする可能性もアリ。
とにかく今日は一杯食うつもりでいた。諸事情により昼飯をあんまり食べられなかったのもちょうど良し。

仕事を19時くらいに終えて麺を食いに行く。本当はもっと早く行きたかったし、行くチャンスがあったのだが…。
帰ろうと思ったときに変なものを見つけてしまったもので。それが人生。

とにかく職場を出て店に向かう。この店に行くことはもう決めていた。
この竹虎は新宿にもある店なんだね。かなり遅くまでやっているから、後々の切り札にしてもよかったんだけど。

駅からだったら7、8分ってとこかな。つるとんたんの近く。同じ道路沿い。
しっかし見た目がいかんせんラーメン屋っぽくない。ちょっと高い居酒屋みたいな。
そのせいで一度通り過ぎてしまったが、なんとか到着。店は空いている。
店に入ると、元気な男の店員たち。しかし…内装まで居酒屋っぽいな。っていうか半個室みたいなのあるし!
店内はそんなに広くない感じがするが、実は個室が何部屋もあるようだ。い、いやらしい!!

がしかし俺は一人なので当然カウンターに通される。するとおしぼりを出してくれる。
食券ではなにので、メニューを見てみる。普通にラーメンとつけ麺、かと思いきや…。
創作料理だなんだっていって、居酒屋的なメニューも結構あるな!もちろん酒も。
そういう店だったのかぁ…。でもこの店の感じならアリだなぁ。六本木に合ってるっちゃ合ってる。

で、つけ麺を食おうと思っていたので、適当に決める。
海老豚骨つけ麺930円。新作だそうだ。ちょっと高いけど、だいたいこれくらいの値段だった。
この間のラーメン博物館から、930円って数字によく遭遇するな。それに味玉100円。
大盛り無料らしいので無料にする。大盛りで300gです。
店員は頑張って丁寧な言葉を使っている感じだ。でも逆に好感が持てる。

こんな店だったとはなぁ。歌舞伎町が本店みたいだね。でもパッと見ラーメン屋って気づかないよ。
でもこういう店いいね。ゆっくり落ち着ける感じするし。席も広いし。空いてたからだけど。
個室があるならデートでも使えるかもね。居酒屋メニューも美味そうだったし。
ま、当然俺には連れてくる女なんていませんけどね!ねー!

そんなこんなで8分くらい待って着麺でござる。
竹虎 (2).JPG

お盆に乗って登場!器大き目!
竹虎 (3).JPG
ア、ア、アスパラガスでんがなでんがな大会!
スープは見た目じゃなんとも言えません。
竹虎 (1).JPG

とにかく頂きます。まずはアスパラガスから!
これは茹でたてだね。温かく柔らかい。別段味付けはしていないようだが、なかなかいいぞ。

スープの中には大き目の角切りチャーシューが2つと申し訳程度にメンマ。メンマは太い角切り。
メンマは最近なかった噛みごたえある系。1、2コだけど。
では、麺を頂きますか。白髪ねぎを巻き込みつつ一啜り。

うん、麺は悪くないね。太麺でほどよいコシ。
スープは豚骨、なのかなぁ?甘みがあると同時に、しょっぱさも結構強い。
そして何より海老の香りがすごい!しかも香ばしい香りなんだよね。これはいいね。
なんかカオスなスープだなぁ。いい感じの甘みと海老の香り。そこに強い塩気。
結構しょっぱいかなぁ。割スープがあったら少しいれたいくらい。
でも甘みと海老の風味がそれを最初は気づかせないっていう。

なんかこういう感じのスープ、どこかで食べたかも…。この甘みには覚えがある。
でもここまで海老の香りが香ばしいのは初めてかなぁ。味っていうより鼻に抜けてくるんだよね。
なるほどなるほど、と勝手に納得しつつズルズル麺をすする。
しょっぱいけど、悪くないんだよねぇ。なんだろうなこれは。

で、味玉をいってみる。温度はやや低め。まあこれは普通だね。黄身も半分固まり半分液状的な。
最近毎回思うけど、味玉頼まなくてもいいんだよね。
店によって善し悪しが大きいし、正直どこでも同じゆで玉子でもいいくらい。

チャーシューをいってみる。こちらも形が珍しい。固形の6Pチーズを大きくした形みたいっていえばいいかな。
一口噛んでみると、弾力が強い、が、硬くはない。ただ噛み切りにくい感じのやつ。
でも味は悪くないね。肉食ってる感じ。このチャーシューは個性あるねぇ。
もぐもぐ食べる。もぐもぐ食べる感じのチャーシューです。

なるほどなるほど、とまた麺に戻る。やっぱりつけ麺は最低300はないとねぇ。
そんな感じでズルズルとやって完食。うん、まあまあだった。
スープはこれだけしょっぱいのに、あまり後味には残らないんだよね。
だから、食ってても水はそんなに飲まなかった。これはなんなんだろう。
食べたときはしょっぱいけど、口に残らずにするっと流れていく。だから次もいけるわけで。
なんだか面白い現象だったな。塩のしょっぱさとはまた違うからかなぁ。

全体的に、すごい美味いって感じではないけど、変な安っぽさとかチェーンくささもあんまりない。
店内の雰囲気のせいもあるかもしれないけど。
友達とかとでもフラっときて、ゆっくり食べれるんじゃないかな。
ラーメン屋ってやっぱり、なんとなくゆっくりできない感じがない店がほとんどだからね。
そういう意味ではこの店はいいとこに着目したかなっていうか。居酒屋代わりにも使えそうだし。
ラーメン食べつつ、いろんなおかずも食べられますよ、みたいな。値段もそんな高くないし。
味的には、どうなんだろう。そんなに好き嫌いはっきり分かれそうな感じでもなかったかな。
六本木や新宿で見かけたら入ってみてもいいかもしれない。

うん、やはり300gだとほどよい満腹感だ。と満足して席を立つ。
お会計をして店を出ます。お客様のお帰りでーす!あざーしたぁー!みたいな感じでお見送り。

今日は夕方もあまり寒くなかったなぁ。でも明日はだいぶ気温が下がるそうだ。
あーもう10月かぁ。年内はひたすら仕事をするしかないな。いやいつもそうだけど。
他にやることありませんからね!他にやることもないもので!
まあ今は、今するべきことをする時期なのかな、なんて思っています。
だから、他にやることないからでしょ!ええそうです!ご名答!パッパラパー!

にしても六本木はホントあれだな。ちょっと綺麗なねーちゃん多いな。
でも服装や化粧はやっぱりちょい派手目だよね。男はみんなチャラついて。外国人多くて。
普通のおっさんとか、いっぱいいるはずなのに浮いてみえるもん。
さて、俺はどっちなのでしょうか…。

様々なネオンで明るいはずなのに、妙に夜を感じる。全部が明るいわけじゃないというか。
光と闇の共存する場所、六本木。

あ、これなんか上手くね?上手いこと言ってね?

少し湿気が多めに漂う夜の空気を強く感じながら、まだ慣れない道を歩いて行くのであった。




ラベル:豚骨 つけ麺
posted by クロペソマソ at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 港区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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