懐かしの井の頭線なんかに乗ったりしてやってきたのは新代田。井の頭線は昔三鷹台とか下北沢なんかに住んでたことがあるので親しみがあります。新代田は下北に住んでる時に来たかなぁ。
と駅を出て左にトコトコ。程なく店に到着。こちら!
二郎、環七新新代田店でございます。一度閉店してまた開店したので「新」新代田なんですね。10:50到着、待ち4。そうでもないんだね。まあ平日だし。と列の後ろに。いやーこちらはなんと7年ぶり!そう考えるとすごいよね。7年かぁ…。その間にかなり変わったなぁ…色々と。
物思いにふけること数分、11時前にオープン。今年は時間より早く開けてくれる店にたくさん出会う!素敵!!と順番を待っている間に店員さんがやってきて麺量を聞かれたので半分と言うと、オレンジの消しゴムを渡された「食券と一緒に出してください」と言われる。そんなシステムになってるんだ!!ラーメンデータベースによると並で400g少なめ300gで半分200gとのこと。ややビビりましたね。
では券売機。ラーメンデータベースに麺以外撮影禁止とあったので打ちます。
小(なみ)800円 小豚(ぶた)950円 小豚W(ダブル)1100円
※食券は左側の押したボタンの上から出てきます。
おつりが500円になる様にお願いします。(100円玉と50円玉がすぐ足りなくなっちゃうから。)
と大体書いてるのはこんな感じ。初めてみるってくらいの珍しい形の券売機で、確かにどこから出るのかわからなくて探しちゃいました!小豚が黒い食券だったので尚更。名刺くらいの大きさです。最近の二郎はほぼ小豚で行ってて、それも考慮の上で麺半分にしました。あーおつり50円にしてしまった…すみません…。
そしてさすが都内、世田谷区の二郎だけあってお値段は高めですね。
と順番にカウンターに。割と広くスペース取られてて仕切りもある。食券とさっきの消しゴムを出し待つ。カウンターは8席か。既に外待ち発生。おお、やっぱりそうなるのね。少し早めに来るのは必須ですね。
店員さんはさきほどの若い男性と、調理をする男性の2人。このご時世がおしゃべり禁止、飲食以外はずっとマスク、など貼り紙多数。店内の雰囲気はまさに二郎って感じですね。卓上は何もなしで割り箸のみ。
と、着席から5〜6分でコールが始まり、俺の番。ニンニク少しのヤサイで!ロットは6か?少なめや半分がいたので定かではないが。やってきたのがこちら!
うお!少ねえ!普通の丼に普通に収まってる!!ってそれがまさに普通なんだけど、驚いた。とにかくいただきましょう!まずはヤサイから!スープにつけつつパックンチョ!うん、ヤサイです!温かいシャキシャキ系。いいよいいよ、ヤサイだよ!とパクパクモグモグ。普通のコールだと割と少なめか。4口5口くらいでなくなります。それでもマシマシと言うのはなんか怖い気がするおじさんです。
そんなこんなで麺と豚の皆さんのご登場です!
うん、いい感じ!やっぱ麺200ってこんなもんだよなぁ…。しかし豚はなかなかの量!この間の川越ほどではないが、逆にそっちがレアケースだよね。
では麺行きましょう!よーく丼の下の方から混ぜて、ズルズルリンコっとなぁ!!うん、いい感じのガシ麺!ベーシックな二郎ですね。そしてスープ、醤油が強い!そして前回は普通でもモリモリだった固形アブラもない。これは予想外だぞ…。かなりラーメン大寄りな感じ?それでもスープの液状油が二郎らしさを演出していますが。いかんせん前回が7年前なので違うのも当然ではあるんですけど、これは本家二郎の中でも珍しいか?って前回は麺が極太で珍しいって書いてた。二郎も変わるもんなんですねぇ…としみじみしつつズルズル。とはいえこれはこれでアリですけどね!
では豚さん行きましょう!一つガブリンチョ!これはいいね!二郎らしい豚の味で柔らかさは抜群!口の中でほろりとほぐれる。これはいい豚!5枚の豚がほぼ同じ食感でハズレなしです!
と豚をガジガジの麺ズルズル。しかしさすがに半分はやり過ぎたか?みるみる麺が減っていく…いや普通なんだけどね。豚も入れたらむしろ普通より全然多いんだけどね。と自分に言い聞かせながらズルズルモグモグ。いやぁ豚を美味い。と豚と麺が一緒にドンドンなくなっていく。やはりスープに固形アブラなし。これはアブラコール必須だったか?もう少し最近の傾向をリサーチするべきだったか。
と少しもったいぶりつつ麺と豚ズルモグ。なんだかんだいい感じに食べ進め、あっさり完食。いや、何度も言うけど普通よりは全然多いんだけどね!
7年ぶりの新代田二郎は、少し前回とは変わった感じでした。豚は相変わらず美味かったけど、麺もスープも以前とは違いましたかね。
とは言え美味しくないとかそういうことではなく。醤油の強いスープはややインスパイア的?に感じる部分もありましたが、それはそれでよし。麺もほどよいコシと風味で食べやすくもガッツリ感あり、スープとの相性は良し。食べ応えはちゃんとありました。
豚はもうなんら問題なし。この箸で掴んでも崩れないけど、口の中では簡単にほぐれるってシステムどうなってるんでしょうね。とても素敵です。これなら小豚少なめでよかったかなぁと思ったり…。なんかちょっと悔しいですね、己のチョイスが。次回は是非小豚少なめのヤサイアブラで行きたい!と、既に次のことを考えてしまいました。
評価はC+で!俺の注文が評価に影響してしまった珍しいケース。7年って、何かが変わるには十分な時間だよねぇ…なんて思ってみたり。ある意味、初心者でも行きやすいかも?ピリつきもないし麺半分なら安心だし。システムさえ理解してれば問題無いと思います。
では食べ終わったら即退店。外待ちあるしね!ロット間は少し時間かかるか?食べ終ったあたりでちょうどコールくらいでした。やはり待ちたくない人は開店前少し早めにっていうのが良いみたいですね。
では食べ終わったら即退店。麺半分だし2番手で終了でした。なかなかないぞそんなこと!そして二郎でこの腹具合は珍しいなホント…。と丼をあげカウンターを拭き、ごちそうさまと声をかけ店を出る。調理の店員さんが軽い感じでお返事してくれます。
なんだか不完全燃焼な感じもありますが、とはいえ腹も8分目ほど。これでちょうどいいのかもって気もするし、たまの二郎だから満腹食べたいって気持ちもあるし、おじさん葛藤の帰路になりましたとさ。次回に余力を残したいい締めくくり!ってことで。
そんな感じで年度の終わり。とりあえず無事に年度を終え、春を迎えられること大変嬉しく思います。こんなご時世だし、時代や生活が変わり、小麦も値上げされてラーメンにも影響が…?なんて言われてますけど、色々ひっくるめて食べられるうちは麺を食べ続けて行きたいなと思っております。年末にも同じようなこと書いた気もしますが、また2022年度もどうぞよろしくお願い致します。
たくさん変わることがあって、変わるのが当たり前な部分もあるけど、変わらないこともあっていいじゃない。麺が好きな気持ちは変わらない、ということで。変わらずご愛読のうぞお願い申し上げます。
ではまた来月お会い致しましょう。本日も、ごちそうさ麺!でした―――――!!
これからの新しい麺との出会いを楽しみに!美味い!と感じたときの嬉しさ楽しさ幸せにたくさん出会えますように。はい。
というわけでお時間となりました。少しの間さようなら!また食べましょう、麺を。
バイバイメ―――――ン!!