カーン・ケバブ・ビリヤニです。食べログでは色々賞を貰ってる模様。博品館なるビルの6階。1階はおもちゃ屋さんっぽい?よくわかりませんが、エレベーターも6階まで行くやつと行かないやつがあるよう。上がって来てみると正面に店が。
入り口の先には現地の人らしい店員さん。1人と告げると席に案内される。なんとなくコワモテに見えてしまうのは日本人(?)の悪いところ。席に座りメニューを確認。
安くて魅力的なメニューもあるが、心は決まっている。水を持ってきた店員さんの南インドのドーサセットを頼むと「少し時間かかるけど?」と言われて大丈夫だと答える。すると程なく違う店員さんがやってきて何か言っている。もう頼んだよ、と告げるがどうもそうじゃないらしい。よくよく聞くとドーサの種類を聞いてるらしかった。確かにマサラ、エッグ、プレーンとある。とりあえずマサラをお願いする。飲み物を聞かれたのでアイスコーヒーで。再度時間の確認をされようやく完了。
すると程なくサラダが運ばれてくる。サラダは豆腐が入っていたり。もう一つはスープらしい。そのまま飲んで、と他の客に言っていた。飲んでみるとクミン?か何かのきいたピリ辛のスープ。野菜が入っていて確かにスープ。
とボケッと待つ。ビルの6階なのに後客続々。おひとり様からグループからでさすがの一言。そして普通のナンやビリヤニを頼んだ人はやたらと提供が早い。ってか安いメニューもあっていいよね。と待つこと20分弱で参りました!こちら!
うん、デカい。
カレーは豆と野菜のカレーと、緑のが本日の南インドスペシャルカレーだと思われる。マサラドーサの中にはじゃがいもの炒めもの?が入っている。
とにかく食べてみるしかない。ドーサから行きます。どう食べていいのかすらわからないが手でちぎって食べる。パリッとした皮にじゃがいもの炒め物。まさにそういう味。これはなんだかすごく親しみを感じて食べやすい。そのままでも行けるしカレーをつけてもイケる。カレーはどちらもインドらしくシャバシャバ。後からジワジワ辛くなってくるやつ。すごく本場っぽいながらも日本人の口に合うようになっている気もする。
その他付け合わせの3つはなんとも説明し難い。白いやつは味としてはコールスロー。あとの2つは…説明できない!特に辛くもなく何の味なのか全くわからない!インド料理素人であることを本当に申し訳なく思います。なんならロケットニュースの記事見てもらった方がわかる!ドーサどころか南インド料理なるものが初めてと言っても過言ではないので。ごはんはバスマティライスというらしい。これにはドーサの中身に似たものが入っている。普通に食べやすくてインドを感じられる。行ったことはないけど。
ドーサは大きいしイモも入ってるけど案外イケる。サクサク衣のコロッケのよう。いや違うけど、例えるならそんな感じ。腹にはたまってくるが普通に完食できた。むしろカレーが余ってしまい、カレーオンリーで食べるのが辛さもありつらかったかも。
てな感じで完食。店員さんがこまめに水を入れに来てくれて助かった。途中しれっと提供されていたアイスコーヒーで口の中エスケープ。ってかどうせならアイスチャイにすれば良かった。と普通のコーヒーを飲み干して完食。
なんだかんだ言って腹パンパン。しかしいつもとは違う満腹感。インド料理も奥が深そうだなぁ…。好きな人からしたら美味しい店なんだろうなっていうのは素人なりに感じた。評価としては未知の領域に踏み込んだばかりで適切に判断できないが C+かな。一歩踏み込んでもう少しシンプルにドーサを味わいたいなと思いました。
器を下げに来た店員さんが「味どうでした?」と聞いてきたので微笑みながら美味しかったです、と答えました。我ながら自然な受け答えで大人になった気分。知らない世界を少し知れたせいかもしれない。これも食べ歩きの楽しさですね!と思いましたとさ。